悪循環と好循環
飲食店経営には、様々な場面で悪循環が発生します
その悪循環を、どこで断ち切り好循環に転換すればよいのでしょうか?
具体的な例を示すので考えてみましょう。
食材面での悪循環
「お客様が減る」=「食材を繰り越す」=「食材の鮮度が落ちる」
=「商品の品質が低下する」=「お客様が減る」
この場合の悪循環の原因は「食材の鮮度」です。
どこで、断ち切るのか?
・仕入れ量を見直し又は、余った食材を破棄して
「食材の繰り越し」を止める。
・鮮度の劣化を技術でカバーし「商品の品質を維持する」
他にも様々な手段があるので、循環を意識し改善しましょう。
接客面での悪循環
「接客担当者同士のおしゃべり」=「お客様に気付くのが遅れる」
=「お客様が不快になる」=「お客様が減りヒマになる」=「接客担当者同士のおしゃべり」
この場合の悪循環の原因は「接客担当者同士のおしゃべり」です。
・基本的に就業中のおしゃべりは厳禁です。(意外と出来ていない)
この他にも飲食店の業務を紐解いてみると、様々な場面で悪循環が存在しています。
経営者や管理者は常に、悪循環と好循環を意識して店舗を見る事が大切です。
経営者には資金の循環も好循環、悪循環の視点で考えると解かりやすいと思います。
すべての業務が好循環になった時、その店は成功します。