飲食店の繁盛3つの秘訣、『安い、早い、うまい』

 

飲食店では、繁盛の秘訣として、安い、早い、うまい

の3つが良く言われますが改めて考えてみましょう。

安い早いうまいの代表メニュー!牛丼・ハンバーガー・ラーメン

安い

これには、二通りの意味があります。

 

1、絶対的な安さ=金額をそのまま評価したもので、お客様が安いと言う時には金額の安さを指している場合が多いです。

しかし飲食店は食材はもちろんのこと、空間やサ-ビスをも販売価格に含んでいるので、材料費だけをスーパーの価格と比較されたり、コンビニエンスストアの商品と価格を比較されたら高いと言われるのは当然です。

 

2、相対的な安さ(コスパ)=この金額でこの内容は安い、或いはこの内容でこの金額は安いと物の価値として安さを評価する場合です。

先にも書きましたが飲食店は空間とサービスをも提供している訳ですから、このコスパの高さでお客様に評価して頂ける事を追求して行くのが繁盛店への近道です。

 

早い

現代の日本人は、せっかちと言われる国民性です。

料理の待ち時間は15分が限界だと言われています。

これはオーダーしてから料理が提供されるまでの時間です。

知っていてもなかなかできていないのではないでしょうか。

もちろん、最初のお客様には出来るでしょうがピーク時間

すべてのお客様に、となると工夫が必要です。

 

お客様をイライラさせない接客の知恵

  • 調理時間を接客担当者が把握する。
  • 15分以上時間のかかる商品は注文時にお客様から了解を得る。
  • 早くできる商品を紹介する
  • ドリンクの注文を先にお伺いしてドリンクだけでもすぐに提供する
  • お店の混み具合に応じて厨房と連携して情報をお客様に伝え安心していただく。(少々お時間頂いています。あと5分お待ちください。など)放置する事が一番クレームになります。(お客様は不安なのです)
  • 混雑時は接客担当者でも厨房を手伝えるように日頃から訓練しておく。(もちろん厨房責任者の理解と協力は不可欠です)

 

ざっと出しただけでもこれだけあります。

 

まだまだ出来ることはありますので工夫してみましょう。

 

お客様をお待たせしない厨房の知恵

 

・売れ筋商品はピーク前にある程度スタンバイしておく(1次加工とか1次調理と言います)
・すぐに提供できる商品をエスケープ商品として準備しておく(サラダや漬物など盛り付けてラップしておきすぐに提供できるように)
・ミスしてやり直すときには接客担当者にお客様に時間を頂くことを伝えてもらう。
・オーダーが集中してしまい遅延が明らかな時にもお客様に伝えてもらう(雑な商品をやっつけ仕事で作るよりお客様のためにもなります)時間がかかることは恥ずかしいことではありません。
・調理手順を見直して提供時間短縮のための工夫を絶えずする。
・思い切って時間がかかる商品はやめる。
・仕込みはピーク時間に行わない
・同時調理の腕を磨く

 

・厨房内の人員配置や役割分担の見直し、全員が全ての料理を作れることが理想。相互フォロー、助け合い、協力出来るチームワーク。

うまい

味には自信があるしうまい物を提供しているのにお客様が少ない、これも良く言われる事ですがお金を頂いて商品を提供している以上はうまくて当たり前だと思います。

 

 

お客様が感じる、うまさとは何でしょうか?
味だけではありません見栄え、温度、喉ごし、舌触り今一度基本に立ち返りその要素が満たされているか客観的に見てみましょう。

 

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まとめ

 

安さはコストパフォーマンス(コスパ)を追求していく

 

早さは接客担当と厨房担当の連携が大切です。

あとは、厨房のレベルアップと商品の見直しです。

 

うまさはお客様目線で見てみる。
ただし料理したあなたが美味しいと思った料理だけを提供する
事が大前提です。
お客様の要望だからと自分が納得していない料理を売るのはプロではありません。

日々改善して繁盛店になりましょう!

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