制服の役割
飲食店の制服には、衛生上の機能と店員とお客様を区別する。
二つの重要な役割があります。
しかし、制服の無い飲食店も多いし、制服があっても正しく着用していない飲食店も多いです。
多くの飲食店では、調理担当者が着用する白衣は制服として用意してあるようです。
調理担当者の白衣、帽子などは食品に異物や頭髪の混入を防ぐ重要な役割りがあり、衛生上必要不可欠なものだと考えます。
マスクとゴーグルの着用を義務付けているところもあります。
最近は見た目をよくする透明マスクという商品もあります。
しかし、白衣のボタンをきちんとはめていなかったり、帽子を着用していない、着用していても頭髪が出ていると言った、衛生上の機能を無視した着用方法で作業をしている者も少なくないし、酷い場合には白衣を着たまま通勤している場合もあります。
接客担当者の制服には、お店のコンセプトを表現する意味とお客様と店員を区別するという重要な役割があります。
私が経験したのが、制服の無い飲食店で席を立った時に他のお客様に「すいませんお冷下さい。」と店員と間違われて声を掛けられた事がありました。とても気まずい思いをしたことを覚えています。
近年若者の間で、ズボンを腰で穿く、ネクタイをゆるく締める、シャツをズボン或いはスカートに入れないなどいわゆる、着くずしが流行しているようで、制服もそのような着方をする子が多いです。
しかし、制服は飲食店のコンセプトを表現する物でもあります
正しい着用の徹底は従業員教育の徹底と通じるものがあります
最初に制服の着方を教えてあげましょう。
だらしのない制服の着用は、だらしない飲食店の印象を、そのままお客様に与えてしまいます。競争を勝ち抜くためにも出来ることを確実に実行して繁盛店を目指しましょう。