神メニュー?オムライスとチャーハンの真実
この二つは、飲食店にとって原価の低い、儲かるメニューの代表です。
しかも、お客様は喜んで、これらを注文して満足していただけます。
実に不思議なメニューです。
では何故、お客様に支持されるのでしょうか?
・自宅で美味しく作ることが出来ない。
・シンプル故に、技術の差が料理にハッキリ現れる。
・日本人が好むメニューである。
ざっと、こんな所が理由だと思います。
これらの理由は、貴店でのメニュー作りの参考になるのではないでしょうか?
手間隙と原価をかけた旨いメニューが、お客様に受けない時があります。
こんなに、安くて旨いのに何故売れないのか?
飲食店関係者ならば、一度は悩んだことがあるはずです。
手間と原価を還元する事が、必ずしもお客様へのアピールにはならない
のです。
飲食店にとっての、3大経費は『地代家賃』『人件費』『食材費』です。
手間は=人件費
原価率還元=食材費
を、それぞれ上昇させ経営を圧迫します。
手間と原価をかけずに、お客様に支持されるメニューは飲食店経営の安定に繋がります。
それを根底にメニューを考える時、調理人の技術が武器になります。
技術を売りに出来るメニュー作りは一考の価値があります。
是非、オムライスやチャーハンに負けない、オリジナルメニューを開発してください。
ただし、あおりものですから同時調理が難しくパンクの原因になりやすいのでその点は考慮してくださいね。