飲食店求人の知恵
飲食店を経営していると、従業員から「人が少ない」と不満を聞かされます。
漠然と「人が少ない」と言われ「ハイそうですか」と人手を増やす事は
出来ません。
飲食店において開店から閉店まで満席状態が続き営業に支障がでる
のであれば売上が確実に上昇していますから言われなくても分かります。
そこで、具体的に「人が少ない」曜日、時間帯、どの様な時、何の為にと
人員を補充する具体的な根拠をピックアップします。
時には、新たに人材を募集しなくても、シフト変更で対応できる場合もあります。
通常、フルタイムの社員と短時間のPAさんで、営業をしていますのでPAさんの補充
で済む時と、
PAさんの勤務時間の延長で済む時があります。
判断を誤り人員を
補充してしまうと人件費の増加による利益減少や個々のPAさんの収入減を招き店舗運営に支障をきたします。
諸事情を検討した上で求人をする事になりますが
上記の検討が済んでいるのなら
求める時間帯や曜日が決まっていますので求人広告に掲載
する際の原稿作成も容易になります。
さらに求める人物像まで面接者はイメージしてありますから
採用の判断をも容易になります。
求人は専門紙への出稿、新聞広告、店内での掲示などを利用しますが
有料求人広告を出しても応募が極端に少ない時があります。
まず、掲載媒体を確認し
・連絡先の不備
・他求人広告との掲載位置関係
・報酬金額
をチェックして下さい。
仕事を求める方の目線で、見る事が肝心です。
普通の人は、報酬金額の高い所をピックアップし、年齢制限、勤務時間、休日、勤務地、仕事内容の順で比較して応募を検討するようです。
応募が極端に少ない時には、同業他店と違う待遇になっている場合が多い
ので、修正して再度掲載します。
それでも応募が少ない時には、掲載媒体の変更、1週間を空けるなどの
対応をします。
求職者は、あらゆる媒体を見ていますので、頻繁に掲載している所は
人間関係のトラブルが多い、人がすぐに辞める等、悪いイメージを抱きますので注意が必要です。